有料老人ホーム

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低栄養状態(ていえいようじょうたい)

低栄養状態とは、身体機能の低下等が原因で陥る栄養不良の状態です。

多くは高齢者にみられ、見た目には体重減少や筋力低下等による衰弱があります。
低栄養状態の特徴は、まず食欲の低下等から体重が落ちて痩せ、それとともに筋力が低下し、疲れやすく行動範囲が狭くなります。

その結果、骨量や筋肉量が減少し、免疫力の低下等によって別の病気を招きやすくなります。さらに、栄養不足等によって腸や消化機能等の身体機能が衰え、食べられなくなる等の摂食障害等の症状を引き起こします。

低栄養状態の原因には、主に食事量が減る「食事摂取量の減少」、住まいや家族構成等の変化等の「生活環境要因」、加齢や病気等に伴う心理的変化等の「精神的要因」があり、この他にも様々な原因が引き金となって起こるといわれています。

なかでも高齢者は、加齢に伴い食べ物等をうまく飲み込めない「嚥下(えんげ)機能障害」や、噛む力が弱くなる「咀嚼力(そしゃくりょく)の低下」、消化液の分泌量が減少する「消化機能の低下」等が原因で低栄養状態になる場合が多くあります。

この他にも、物が見えにくくなる「白内障」や、食べ物の味が分からなくなる「味覚障害」等の加齢に伴う病気や障害が原因で起こります。

この状態を長く放っておくと、免疫力の低下がさらに進行し、様々な合併症を引き起こしやすくなる他、寝たきりになる可能性も高くなります。さらに、栄養不良により自然治癒力が低下し、合併症や寝たきりになった場合の完治にも時間がかかります。

現在、低栄養状態の治療法は特になく、予防・改善策として「規則正しい生活を心がける」、「栄養バランスのとれた食事をとる」、「多くの人と一緒に食事をとる」、「適度な運動で体を動かす」等で、栄養補給と精神・身体バランスを整え、予防、改善していきます。

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