うつ病とは、何かがきっかけとなって起こる心の不調です。
厚生労働省の『平成16年地域におけるうつ対策検討会報告書』では、「国民の15人に1人が経験している病気」という調査結果が出ており、年齢や性別に関係なく誰もがかかる可能性があります。
うつ病を発症するきっかけは、不眠やストレス、慢性的な疲労、人間関係、環境の変化、本人の性格等と様々です。
この他にも「脳梗塞(のうこうそく)」や「糖尿病」等、別の病気の治療中に併発するケースも多くあります。
うつ病の症状には、「気持ちがひどく沈む」、「無気力になる」等の精神症状の他、「頭痛や肩こり」、「睡眠障害」、「倦怠感」等の身体症状がみられます。
また、一般的には「うつ病の症状が2週間以上続く」、「仕事や日常生活に支障がある」、「身体症状があるにも関わらず、病院の検査では異常が出ない」等の場合にうつ病を疑います。
ただし、うつ病の症状の現れ方は人によって異なり、また症状だけでの診断は難しいため、うつ病の診断には専門の医師による診察・検査が必要です。
うつ病の検査には、精神科や神経科、心療内科等の医師による「問診」の他、最近ではWHO(世界保健機関)の国際疾病分類「ICD-10」または、米国精神医学会の「DSM-IV」という診断基準に基づき診断します。
うつ病の治療には、主に休養と薬物療法があり、併せてカウンセリング等の精神療法によって本人の不安や悩みを取り除きます。
また、これらの治療法が効かない場合は、「電気けいれん療法」等の脳に刺激を与える身体療法によって治療します。
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