骨粗しょう症とは、骨がもろくなる病気です。
多くは、古い骨を壊す「骨吸収」と、新しい骨を作る「骨形成」という骨代謝が低下する「老化」が原因とされています。ただし、若年層でも、カルシウムやホルモン等の摂取量が低い場合に発症するといわれています。
厚生労働省の『平成19年地域保健・老人保健事業報告の概況』によると、骨粗しょう症を訴えて受診する人の数は、骨量が減少し始める20代頃から増加傾向にあります。
またその特徴の一つに、閉経を迎える50代以降の女性に多く、その数は加齢に伴い増加します。この理由には、もともと女性が男性よりも骨が細く、筋肉がつきにくい「身体の構造上」と、閉経後の女性ホルモンの低下に伴う「骨量の急激な減少」があげられています。
骨粗しょう症の症状は、初めは自覚症状がない場合が多く、気づくまでに時間がかかります。ただし、症状が進行すると「足や腰が痛む」、「身長が低くなる」等の症状がみられ、さらに進行すると、膝や背中等に強い痛みを覚えるようになります。
また重度になると、咳やくしゃみ等の日常の些細な動作でも骨折するようになり完治にも時間がかかります。
骨粗しょう症の診断は主に、医師による「問診」と骨量等を測る「レントゲン検査」によって行います。
骨粗しょう症の治療法は、「栄養バランスの良い食事をとる」、「飲酒や煙草等の嗜好品を控える」、「適度な運動で身体を鍛える」等の日常生活の改善が基本です。症状が重度の場合は、「薬物療法」で足りないビタミンやカルシウム等を補います。
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