有料老人ホーム

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天井知らずの別途介護費用

有料老人ホームをめぐるトラブルで一番多いのはお金のトラブルですが、中でも毎月払う費用についての問題も多いようです。入居前に、説明も受け、費用の説明も当然聞いたうえでの入居のはずです。でも、今だに消費者センターなどに老人ホームの費用に関する苦情がよせられています。

以前は一時金の返還に関するトラブルが多かったのですが、最近では、行政指導などもあり一時金の保全措置が、講じられているホームが増えてきています。おまけに、多くの営利法人が参入したことにより、一時金の安いホームも増えてきました。では、消費者センターに寄せられる苦情は減っているのか、というとそうではありません。最近は毎月かかる費用についての苦情が増えてきています。

毎月かかる有料老人ホームの費用の内訳ですが、家賃・食費・管理費などの決まった費用がまずあります。これに関しては当然明示されていますので、あまりクレームなどはないようです。では、それ以外の日常生活での介護の部分の費用はどうなっているのでしょうか?

通常、介護が必要な方に対しては、介護度に応じて、保険給付をどのくらい使うことができるのか決まります。その枠の中で使う分は9割介護保険給付が受けられますので、1割負担で介護サービスを受けることができますし、もっと使いたい場合には実費(10割)払うことで介護サービスを追加で受けることもできます。在宅で、毎日ヘルパーさんに来てもらいたいけど、介護保険では週4回しかサービスを受けられない人は、残り3回分を実費払うことで、使うことができるのです。

介護付きの有料老人ホームは、特定施設の指定を取っているところが多いです。「特定施設入居者生活介護」という種類の介護保険で、有料老人ホームに入居しながら使用するタイプの、少し変わった保険給付です。24時間、ヘルパーがいますので、在宅よりは安心できるとのことで、入居を決める方も多いでしょう。

保険給付は人的サービス(入浴・排泄・食事などの介護)が対象となります。介護の部分は特定施設の介護保険だけでまかなっているホームもあります。その場合、介護にかかる費用は、最大でも26000円程度(要介護5の方が30日入居した場合)です。

では、別途介護費用が必要なケースはどうでしょう?

別途介護費用を徴収する一番の根拠として記載されているのは、人員を手厚く配置している、という内容です。たくさん、人を配置してるということは、介護にかかる部分はその別途費用でまかなっていると思いますよね?でも、それとは別に「個別のケア」ということで、入浴1回いくら、散歩10分いくら、ナースコールで1回訪問したらいくら・・・など、費用が発生するケースがあるのです。

別途介護費用を取るホームすべてが悪いわけではありません。ただ、介護保険を使っている以上、どの部分までが介護保険でまかなわれるサービスなのかは確認しておく必要があります。ホームに請求されるままに支払っていくと、介護にかかる月額費用は天井知らずになる可能性も出てきます。入居するときは元気だったから、考えてもなかった費用がどんどん増えていく、ということにならないようにするためにも、事前の説明の際に聞いておきましょう。

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