有料老人ホーム

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アクセス面での不満

私たちが住まいを選ぶとき、設備や広さももちろん重要な要素ですが、場所もかなり重要な材料になるのではないのでしょうか?

たとえば、子育て世代の方だと、学校の校区なども意識して家探しをされるでしょうし、駅から近い、買い物が便利など、いろんなことを考えた上で慎重に場所を選定します。

高齢者の方の住まい探しには、ここに「何かあったときに病院が近いほうがいい」とか、「息子の家から近い」などの独自の要素が加わります。長年住み慣れた場所が一番いいのでしょうが、坂が多い、公共の交通機関が不便などの理由で自宅に住むことをあきらめる方もおられます。

有料老人ホームを探すときに、誰が探すかによっても探す場所が変わってきます。ご本人ではなく、息子さんや娘さんなどが探される場合、まず考えるのが「通いやすさ」ではないでしょうか?何かあったときにすぐに駆けつけられるようにできるだけ近いほうがいい、と考えるのは当然です。

実際に、ホーム内で体調不良などの問題が起こったとき、すぐに家族は呼び出されます。すぐにいける距離ならいいのですが、遠方だったら大変です。入院先で、退院を迫られて、とりあえず急いで空いてるホームに入居したけど、やっぱり不便だから家族の近くのホームに引越します、というケースはよくあります

私が担当したケースでも、息子さんの転勤に合わせてお母様もホームを転居している方がおられました。80歳になられて、大阪から千葉、最近は名古屋に引っ越されたと近況を聞きました。

遠方の郷里におられるお年寄りをご家族のもとに呼び寄せられる場合もあります。ご本人が在宅生活が難しくなり、生活していたところの近所のホームに入居してみたが、何かあったときにすぐにいけないのが不安で呼び寄せました、というケースです。

ご家族にしてみたら、ホッと一安心といった感じですが、高齢になってからご本人がまったく生活したことのない、なじみの無い場所での生活になりますので、言葉や食事、習慣の違いなどになかなか馴染めないという方もおられるようです。

表裏一体の理由になりますが、ご本人が探され、ご自分のなじみの場所のホームに入居したが、状態が悪くなり、家族がしょっちゅう呼ばれるようになったため、引っ越されたという場合もあります。

「住みやすさ」というキーワードが、ご本人の状態が変わることにより「家族の通いやすさ」に変わっていき、それによって住む場所が変わるケースだといえます。

こういうケースが増えてきたのも、営利法人の参入により、似たような価格帯のホームが増えて、入居するほうが選ぶ時代になったからなのでしょう。

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