皆さんは共同生活というと何をイメージするでしょうか?保育園や幼稚園から始まり、学校生活もそうですし、会社という社会もある意味共同生活の場でしょう。
共同生活からイメージすることは、まず規則に沿った生活です。
学生時代を思い出してください。
服装・時間・持ち物・行動など、すべてその集団の決まりが存在します。そこからはみ出すと、たちまち共同生活の秩序を乱す、といわれてしまいます。
ただ、そこから家に帰れば開放され、ある程度自由に振舞うことができます。でも、気心しれた家族ですら、お風呂の順番や、食事のメニュー、洗面台が汚れていたなど、ほんとに些細なことでもトラブルになることもあります。でも、そこはトラブルになっても家族ですから、我慢せずに言い合ったりすることでトラブルを解消できることもあるでしょう。
本当に自由気ままに振舞うことができるのは、自分が一人でいるときだけなのかもしれません。ただ、自分ひとりでいても、そこが共同の建物だったらどうでしょうか?
田舎の一軒家だったら、夜中に騒ごうが、庭で火を焚こうが自由です。それが、マンションのような共同住宅だったらどうでしょう?廊下に物を置かないでください・ピアノは夜9時までに・洗濯機は振動が響くので、朝の6時以降にしてくださいなどと、事細かに住むための決まりがあります。まあ、若干窮屈ですが、専有部分である家の中では完全に自由です。
ここで、有料老人ホームでの共同生活を想像してみてください。
部屋は個室のところが多いですが同じ建物での共同生活です。食事は共同のホールで食べるところのほうが多いでしょう。お風呂が共同のところもあります。24時間、終わらない共同生活なのです。
「家に帰りさえすれば・・・」という、一番くつろげる部分にいつも他人がいる生活になるのです。
家なら風呂上りにパンツ1枚で涼もうが自由でしたが、老人ホームでは自分の部屋以外は共有スペースになりますので、好きなように、とはいきません。特に一人暮らしが長かった方などは、食事を共同で食べることなどがストレスになることもあります。
どのような規則があり、どこまで自由が許されるのか。その方の身体状況や介護の状態なども関係してきますが、事前に確認しておく必要があります。
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